図書館で絵本を借りてます

目次

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図書館を利用するきっかけ

 子どもができて、絵本を何冊か買いました。

1歳になるまでは、絵本を一緒に見てくれてるなぁという感じ。

だんだんと「絵本を読んでいる」という感じで、絵本に興味をもっているのが伝わってくるようになりました。

何冊か買った中で、声を出しながら読む本もあれば、ほとんど選ばれず本棚に並んでる本もありました。

 

絵本って、1冊がそれほど安くはないですよね。

なので、読んでみたいなぁと思った本を全部購入するのは難しい。

でも、たくさんの絵本に触れさせてあげたい。

そう思っていた頃に図書館を利用しはじめました。

 

もうひとつのきっかけは、天気悪い休日に家の中で子どもと過ごしていると何だか時間が長い気がして。

公共の子どもの遊び場に行くこともありましたが、電車で行く必要がある。

もっと気軽に通える場所がないかと思って、図書館デビューしました。

 

図書館デビュー

 

2歳1ヶ月ではじめて図書館へ行った息子。

最初は、静かで人がたくさんいる空間に慣れなかったのか、絵本のコーナーに座っても泣いていました。

 

子どもの鳴き声って響くし、人によってはすごく苦手な方もおられるので、私が大急ぎで目にとまった何冊かの絵本を選んで、そそくさと帰りました。

 

はじめて借りた絵本の中で息子のお気に入りは・・・

・はしるぞはしるぞ電車

何回も読んで、図書館に返した後は本がなくなったと思って、絵本を読む時間になるとしばらく泣いてしまう日々が続くくらい大好きな本になりました。

この絵本を読んで「モノレール」という乗り物を覚えました。

 

2週間後の日曜日、2回目の図書館に挑戦。

この日は、絵本ノートにも書いていますが、とても機嫌よく、静かに絵本のコーナーに座ってくれました。

電車の絵本を私が探し、子どもに手渡すと、喜んで自分でページをめくりながら読んでくれました。

その間に、私も前回より時間をかけて絵本を選ぶことができました。

 

2回目に借りた本の中でお気に入りは・・・

・カンカンカン

・ももんちゃん ぽっぽー

・つぎ、とまります

この日は全部で7冊の絵本を借りたのですが、やっぱりお気に入りは電車の絵本。

 

これで、あそこに行くといっぱい絵本があるとインプットされました。

 

ちなみに、うちでは図書館のことを「ももんちゃん」と呼んでいます。

そろそろ正式名称で呼ぶようにしたいのですが。。

 

当時、ももんちゃんの絵本を気に入っていたので、図書館に行くときに私が「ももんちゃんの絵本のお家行こうか?」と声をかけたから。

息子は、「うん、ももんちゃん行く!」と。

その日から、図書館は「ももんちゃん」になりました。

 

 図書館で絵本をかりること

 子どもにも趣味や趣向がありますよね。

こんな絵が好き、こういう話が好き・・・

 

図書館には本当にたくさんの本が並んでいます。

今では、子どもが絵本コーナーに着くと自分で靴を脱いで上がり、絵本棚から興味のある本を持ってきます。

読んでほしいというものは、その場で一緒に読んでいます。

自分で本を拡げて読んでいることもあります。

 

月に2〜3回くらい図書館に行きます。

このペースで通って、気づいたら年間160冊の絵本を借りていました。

 

私の住んでいる市の図書館では、1回に10冊まで、2週間借りることができます。

2週間かりて、毎日読む本や、すぐに飽きて2,3回しか読まずに返す絵本もあります。

 

読まなくてもいい。

図書館でわざわざ借りているのに?って思うかもしれませんが、そう思えるのが大きいんです。

お試しが心置きなくできること図書館で絵本を借りる私の中での最大のメリットかもしれません。

 

そして、当時は全く読んでいなかった絵本なのに、どこかで同じものを見たら、息子が覚えていて「これ知ってるね」と言うことがあります。

あぁ、読んでなくてもちゃんと見て覚えているんだと思いました。

そして、いつか自分の関心のチャンネルがヒットしたときに、またその絵本を手にとることがあるかもしれないし、ないかもしれない。

それでいいと思うのです。

 

図書館には、他にも紙芝居があったり、大きな絵本があったり。

時期ごとに特集コーナーができていたり。

何も借りたいものがないなぁってことは今のところありません。

 

もう一つ、普段通っていない図書館に行ってみるのもオススメです。

自分が借りる本は、蔵書検索で調べて本の題名だけで選ぶことも多いです。

絵本も、内容を知っていて借りたいと思っている絵本は予約して借りています。

 

けれど、絵本はやっぱり絵を見て選びたいと思います。

絵本の言葉は、歌のよう。

絵本の絵は、表情。

 

違う図書館に行ってみると、いつもとは違った顔をした絵本たちが並んでいて、新鮮な気分で本を選ぶことができます。

 

図書館での出会い

図書館ではたくさんの本に出会うことができます。

絵本だけでなく、児童書や大人たちが読むたくさんの本。

 

我が子も、絵本だけでなく、図鑑のコーナーや児童書も借りています。

新幹線の図鑑みたいなのは、何度かリピートして借りました。

子ども用の図鑑は、大人が見ていてもわかりやすいし、面白いです。

 

図書館での出会いは本だけではありません。

 

図書館に毎週のように通っていた時期、同じく毎週日曜の朝に図書館にいるおじさんがいました。

子どもが好きな方で、よく子どもたちに挨拶してくれていました。

息子に「ももんちゃんのおっちゃん」と名付けられたそのおじさん。

出会うと、声をかけてくれて、絵本を読んでくれたりもします。

 

夏休みや冬休みの時期は、かごいっぱいに本を借りる小学生の姿をよく見かけます。

どの本にしようか10冊選びきらないという感じで、真剣に、そして楽しそうに本を選んでる子どもたちの姿をみると、私は何だかいいなぁと思います。

 

何かにワクワクすること、好奇心でいっぱいの目をみるとキラリと光る原石にであったような気分になります。

いつか、あのお兄ちゃんたちのように一人で図書館に通うようになるのかなぁと想いながら・・・

 

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