目次
図書館のパンフレットを参考にして絵本を選ぶ
以前、図書館のチラシ欄の中に、『サポーターのおすすめ本 参考リスト』という紙の冊子がありました。
私の市の図書館では、決まった日に赤ちゃんに絵本を読み聞かせしてくださるボランティアさんが来ておられ、その方々のおすすめ絵本がのっているパンフレットです。
子どもに合った本を選びたいけれど、どの月齢でどんな本を読んだらいいのか・・・
自分ではわからない。
選ぶ絵本も偏りがる気がする。
そんな時は、図書館に行ってみると、こうしたパンフレットが置いてあることがあります。
私も、時々もらってきて絵本選びの参考にしています。
季節ごとの絵本、イベントごとの絵本、アイテムごと、月齢ごとなどいろんな視点で絵本を紹介してくださっています。
ボランティアさんや図書館司書さんたちは、たくさんの本の情報や、子どもたちと本の付き合い方を見聞きしておられます。
そんな方のおすすめ絵本を選べば、普段は手にすることのない絵本に出会えたり、自分だけで探すよりも、ぐっと選択の幅が広がります。
図書館の特設コーナー
多くの図書館に、その時々の特設コーナーなどが設置されているのではないでしょうか。
私が通う図書館も、季節ごとにその時期に関連した本の特設コーナーができています。
大人向けの本から、子どもの絵本まで、幅広い蔵書がある図書館ならではのラインナップで、見ているだけでも楽しいです。
その中で、子どもが興味を持ってる内容のものがあれば、絵本に限らず図鑑などでも借りて見ても面白いと思います。
いつも通う図書館は、秋になると、本物のどんぐりがたくさん図書館の箱の中に置いてありました。
子どもとどんぐり拾いに行っても、なかなか見ることのない珍しい種類のどんぐりがあり、息子もずっとそのどんぐりを触って遊んでいました。
そこにどんぐりや秋の関連した絵本や児童書が置かれています。
今触っているどんぐりのこと。そう思うと思わず手に取りたくなったのか、どんぐりの図鑑を去年は一冊そこでペラペラ見ていました。
絵本で子どもの心と会話する
絵本選びについて、前にも記事を書いて見ましたが、
基本的には子どもが興味のある絵本を選べばいいと思っています。
けれど、小さな赤ちゃんや子どもさんの場合、自分の好きなもの、興味あるものを自分でわかっているなんてこともまだないだろうし、やはり、絵本をその子の近くにもって行ってあげるのは大人だと思います。
お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、自分がいいなぁと思った絵本を読んであげるのもいいと思います。
そこには、きっとそれぞれの大人のいいなぁと心惹かれる世界が込められていて、絵本の絵やことばを通して、その世界は子どもに伝わっていくから。
あれこれ口で言うよりも、ずっと簡単に、そしてずっと心深く子どもたちに伝わります。
絵本を選んであげて、絵本を読み聞かせてあげる。
それは、子どもさんの心と会話するようなものだと思うのです。
大人が周囲の世界にあるものに言葉があることを伝え、様々な感情があること、様々な体験があることを教えてあげるのと同じなんだろうと思います。
一番子どもたちの心の世界に近い所にある「絵本」を通して、どんどん子どもたちに話しかけてあげたい。
私はそう思いながら絵本を選び、読んでいます。
広告