【季節の絵本】夏に子どもと読みたいセミの絵本。

今年もセミの抜け殻集めをしました。

4歳になる息子。

怖がりで、虫とか苦手です・・・。

去年の夏はセミを見て泣いていたくらい。

 

今年は、セミの抜け殻くらいは平気になって、朝夕の送り迎えや散歩のときにたくさんのセミの抜け殻を集めました。

 

息子:「せみの抜け殻は動かないの?」

私:<うん、中にセミがいて、出てきたんだよ>

息子:「セミは動くけど、セミの抜け殻は動かないな。セミとセミが一緒やな」

わかっているような、わかっていないような微妙な感じ。

 

そこで、ちょうど図書館でセミの絵本を見つけたので借りてみました。

 

『ぼく、あぶらぜみ』

オスのセミがジリジリと鳴いていると、遠くからメスのセミがやってきます。

オスとメスがくっくいて卵を産んで。

それから5年もの年月を土の中で過ごす様子が絵本に描かれています。

実際のセミの卵の大きさなどもわかって大人も勉強になります。

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いよいよ、セミが外に出てきそう。

夜に土の中から這い出てくるセミたち。

朝になると・・・

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透明の羽を拡げて、セミが生まれてきました。

切り絵でできた美しく丁寧な描写の絵本です。

 

息子は、セミの抜け殻が動いて出て来るシーンに驚いていました。

セミが生まれた後のセミの抜け殻がどうなるのかも気になった様子。

なんどもページをめくったり戻ったりしながら読んでいました。

 

セミの抜け殻の中にセミがいたんだということ、わかってくれたでしょうか。

この記事を書いている今は、もうトンボが飛ぶ季節になりました。

今度はトンボの絵本を借りよう。

 

おまけ

先日読んだhappyhappysanの記事。

いつもとってもかわいい息子さんの様子にニンマリしてしまいます。

セミさんたちのこと、どこでこんなに知ったんだろうって息子との違いに感心しました。

otokonokozukan.hatenablog.com

 

小さい頃に、家の前の木でみたセミの生まれるシーン。

母親に早朝に起こされて、急いで行ってみると、透明のしわくちゃのセミが出てこようとしている瞬間でした。

透き通った羽がとっても幻想的で、今でもよく覚えています。

息子にもこんな体験をさせてあげないなぁ。

 

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