ゆっくりマイペースな息子
わが家の息子は4歳半。
とにかくマイペースというか、人の話を聞いてないというか。
保育園のクラスでも朝の支度にお迎えの時の靴履きにと、いつも周りの子にドンドン追い抜かれていきます。
ちょっと注意散漫というか、気がそれやすい傾向があるんだと思っています。
息子の特性だってわかっていても、ついついイラッとして「早くしなさい!」と怒ってしまう毎日。
そんな私が息子と読んで、ちょっと考えさせたれた絵本を今日は紹介したいと思います。
はやくはやくっていわないで
タイトルからしてドキッとします。
主人公は、小さな船さん。
「はやくはやくっていわないで」
ぐずぐずしてる、じーっとしてる。
比べられると、どきどきする。
ドキドキすると、心がひんやりして、小さくなる。
どうしてできないの?ってきかないで。
わからない気持ち、言えない気持ちもある。
ひとつひとつちがう、できることちがう。
急がなくていいよ。待ってるよ。
絵本なら言えること
絵本の中の言葉はどれも心に沁みるものでした。
絵本を読んで、息子に「ママもいつも早くしなさいって怒ってるねぇ。悲しくなるね」というとコクンとうなづき少し甘えて膝に頭を埋めてきた息子。
「ごめんね」
絵本を読んでなら普段は言えないママの気持ちを伝えられる気がしました。
「そのままでいいよ。待ってるよ。」本当は優しく見守ってあげていたいのに。
ゆっくり過ぎると息子が集団生活の中で今後困るかも、そう思いすぎて怒ってしまう。
それでは今の息子の自信がどんどんなくなっていってしまう。
自分を反省した絵本です。
絵がかわいらしく、人物ではないので、リアルすぎずに受け入れられる感じがしました。
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