目次
- 0歳児におすすめの定番絵本
- 『しましまぐるぐる』え・かしわらあきお 学研教育出版
- 『ちょん ちょん ちょん』 作・絵 かしわらあきお ひかりのくに
- 『もこ もこ もこ』 作・谷川俊太郎 絵・元永定正 文研出版
- 『ぴょーん』作・まつおかたつひで ポプラ社
- 『がたん ごとん』作・安西水丸 福音館書店
0歳児におすすめの定番絵本
0歳の赤ちゃんと一緒に読みたい絵本を紹介しています。
布絵本の次のファーストブック選びの参考にしてみてください。
『しましまぐるぐる』え・かしわらあきお 学研教育出版
布絵本の次に何かいい絵本がないかなぁと本屋さんで探していたときに見つけた絵本です。
この絵本、縞模様や渦巻きの模様は、赤ちゃんが注目しやすい模様だといキャッチコピーが貼られていました。
ページごとに渦巻き模様と縞模様を使った絵が交互に出てきます。
絵柄は、黒と他の色のはっきりとしたコントラストが印象的な絵です。
赤ちゃんの絵本に黒が中心のものって?と知らない時は思っていましたが、黒って本当に赤ちゃんが注目しやすい色なんだろうなぁと実感しました。
確かに、息子にそれまで私が自分が好きな絵本を何冊か読み聞かせようとしても、絵本で遊びはするものの、絵本の絵や内容にはあまり食いつきがよくありませんでした。
けれど、この絵本を見せた時はじっと絵本を見てくれていました。
ページごとに違った絵が出てくるので、読むときの声のトーンを変えながら読んだり、ぐるぐるの絵の時は本を少し揺らしてみたりしながら読んでいました。
厚紙でできたボードブックなので、赤ちゃんが舐めたり噛んでも破れません。
我が家の絵本は、かみかみしているうちに、絵本の角がモロモロになってしまいましたが、それもいい思い出です。
少し大きくなると、自分で覚えて「シマシマ〜」と言いながら読むことができるようになりました。
『ちょん ちょん ちょん』 作・絵 かしわらあきお ひかりのくに
ちょん ちょん ちょん: さわって おして ゆびあそぶっく (0・1・2さいのえほん)
- 作者: かしわらあきお
- 出版社/メーカー: ひかりのくに
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 2回
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こちらも丈夫な分厚い紙でできたボードブックです。
0歳や1歳くらいの子どもが自分で触って舐めたり噛んだりしても大丈夫。少し大きくなって自分で絵本のページをめくりたくなってきた時期にも、自分でめくりやすい絵本です。
我が家のこの絵本も息子に噛まれてぶよぶよになっています。
「ちょん ちょん ちょん」という言葉の通り、絵本の中にでてくるものたちを子どもが指でちょんちょんと触っていくという絵本。
たまごを「ちょん ちょん ちょん」と触ると、たまごにヒビが入って、ひよこさんが顔を出したり。
ケーキの上のいちごをパクリと食べたり。
子どもが触りたがるボタンやスイッチのページがあったり・・・絵本のスイッチなら、どんなに触っても怒らなくてもいいですよね。
親子で自然と会話やコミュニケーションが生まれるような、遊びながら楽しく読める絵本です。
小さな指で一生懸命絵を触っている姿はかわいいですよね。
自分が絵本と直接関係をもちながら読める絵本。
子どもたちが自分の指で、絵本の世界に、そして自分の周りに広がる世界に触れて、何かが変化したり、生まれたりすることを体験できそうな絵本です。
息子は、この絵本を読んだあと、家にある本物のピアノに興味をもって触り始めました。
『もこ もこ もこ』 作・谷川俊太郎 絵・元永定正 文研出版
「もこ」「にょき」といった音の世界。
シンプルで、動きのある絵。
次はどうなるのかなぁって思いながらページをめくる感覚。
子どもにとって絵本のもっている楽しみが全部詰まったような絵本です。
大人にはシンプルすぎて?となる感じがしていましたが、息子は、きゃっきゃと声をあげて笑っていました。
絵本が子どもの心を捉える力ってすごいなぁと思った1冊です。
2歳、3歳になると、自分で何やら創作した擬音語をつかって、勝手に読んでいました。
『ぴょーん』作・まつおかたつひで ポプラ社
ページをめくるとカエルや動物たちがぴょーんと飛び上がる構成になっています。
それぞれの動物が苦手なものや状況がきて飛び上がっています。
構図というのか、ポーズや動きが大胆でおもしろい絵本です。
小さな子どもにも何が次に起こりそうか予想がつきやすく、1歳くらいから楽しめる絵本です。
図書館には、この絵本の大型本というものもありました。これ、大型本で読んだら迫力があるだろうなぁと思います。
大型本、図書館で検索するとたくさんの絵本の大型本が出ています。2回ほど、ネットで絵本を予約したときに、サイズまで確認せずに予約して、届いたのが大型本でびっくりしたことがありました。
あえて大型本を借りてみるのも楽しいかもしれません。カバンに入らないので、自転車で持って帰るのは辛い大きさですが。
『がたん ごとん』作・安西水丸 福音館書店
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
- 作者: 安西水丸
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1987/06/30
- メディア: ハードカバー
- 購入: 10人 クリック: 70回
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村上春樹さんの本の表紙を描かれている安西水丸さんの絵本です。
ちょっととぼけた力の抜けた感じの絵柄が可愛らしい。
素朴でシンプルな絵で、子どもの視線がちゃんと絵に届きやすい絵本だと思います。
「がたんごとん」のリズム感がある文章で、次々といろんな物を乗せて汽車が走ります。
「乗せてくださ〜い」とお客さんが増えていくにつれて、汽車くんの表情が一生懸命な顔になっていきます。
最後はテーブルの上で終点。
「りんごさんのってきたね」と言いながら読んでいると子どもにも物の名前や言葉を覚えるきっかけになるかもしれません。
少し大きくなるとこの絵本の「のせてくださ〜い」というセリフを覚えて、電車にいろんなものを乗せて運んであげる遊びをするようになりました。
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