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絵本タイム
我が家では、たいてい寝る前に絵本を読んでいます。
時間にしたら、15〜20分程度でしょうか。
絵本って15分あれば、短いものなら何冊か読めます。
息子に、「今日は何読む?」と聞くと何冊か自分で持ってきます。
字もまだ読めないのに、良く背表紙だけでわかるなぁと関心しますが、デザインや色をよく覚えているのだと思います。
絵本を読むときは、私の膝の上に子どもを座らせて後ろから抱っこするように読んでいます。
冬とかは、子どもをぎゅーってして温まってしまっています。スキンシップというより、私の湯たんぽ状態。
絵本を何冊も読んでほしいという時もあれば、今日はもっと遊びたいから読まないという日もあります。
そんな日は、無理に絵本を読む必要はないので、絵本は読まずに遊んで寝ます。
他の時間でも、静かだなぁと思って見てみると、息子が一人で絵本を読んでいることもあります。
2歳頃に、自分で本を拡げて「にちようびのあちゃ〜でちたっ」とかいいながら一人で本を読んでいる姿を見たときは、思わず動画におさめました。
子どものペースで読む
小さい頃は、絵本を読むといっても子どもが勝手にページをめくってしまうことがよくありました。
話の途中でもおかまいなしで、次々とページをめくっていくので、え??とちょっと困惑したことがありました。
でも、そういう時期って自分の手や指で本のページをめくれるようになって、ページをめくることが楽しんでいるのかもしれません。
私のペースで絵本を読んでいることにちょっと意地悪して面白がっているのかもしれません。
もしくは、絵本が楽しいから早く次のページが見たい!ということかもしれません。
絵本は子どものもの
ページを飛ばそうが、お話を聞いていようがいまいがいいのかもしれません。
子どもだって自分のペースで絵本を読みたいだろうと思います。
うちの息子は2歳くらいになると、ちゃんとお話が終わったのをわかってページをめくるようになりました。
反対に、しばらく熱心に絵を眺めている時もあります。
しかも、読み方を間違うと「え?違う」と笑って指摘したり、正しいお話を自分で読んで修正したり。私もわざと間違って読んで見たり遊んでいますが。
子どもってすごい記憶力だと感心します。
絵本は子どもの読み方がある
絵本を読んでいると、子どもって面白いなぁと思うことがよくあります。
私は絵本のお話(物語)を読んで、それに合わせて絵を見ている感じです。だから、一つの絵本に物語は一つだけ。
でも、子どもってお話とは別に自分のお話で絵本を読むことができるというか、そんなところを見てたのってところに注目していたりします。
この道がどこに続くのかとか、この子が泣いてるとか・・・
その子のそのときに注目した絵から、別の物語が絵本の中にできているのかもしれないなぁと思います。
そして、絵本の世界が自分の体験や毎日の生活とすごく近くにある気がします。
卵を割っているとき、雨が降ってきた時、てんとう虫を見た時・・・
私たち大人が何でもない日常の中で注意も払わない出来事に、子どもの心はワクワクどきどきしていて、その感覚を絵本は捉えているから、きっと絵本を何度も何度も読めるのだはないかと思うのです。
だから、そんな大切なそこのだけの物語で絵本を読んでいる時間を邪魔しないようにと想いながら読み聞かせの時間を過ごしています。
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