目次
- １歳前半の絵本選び
- 『のりものいろいろかくれんぼ」 作・いしかわこうじ ポプラ社
- 『きんぎょがにげた』 作・五味太郎 福音館書店
- 『ママだいすき』 文・まどみちお 絵・ましませつこ こぐま社
- 『くだもの』作・平山和子 福音館書店
- 『だるまさんが』 作・かがくいひろし
１歳前半の絵本選び
だんだん、絵本に興味を持ち始めてくれる１歳の赤ちゃん。
絵や言葉、赤ちゃんが好きなもの。
まだ早いかなぁと思う絵本でもどんどん読んであげてください。
赤ちゃんと一緒に楽しめそうな絵本を紹介したいと思います。
『のりものいろいろかくれんぼ」 作・いしかわこうじ ポプラ社
こちらは、0歳のときに読んだ絵本で紹介した絵本たちと同じで分厚い紙でできています。
なので、小さな子どもが自分の手でめくりやすく、噛んだりしても丈夫なので大丈夫です。
乗り物の形の繰り抜きになっていて、乗りものの特徴や音、色と一緒に「これは何？」と当てっこするかたちで進んでいきます。
色や乗り物の言葉を覚えるときに、大好きな絵本だと遊びながら覚えやすいと思います。
1歳後半になると、自分で覚えていて読んだり、私にクイズを出したりしていました。
『きんぎょがにげた』 作・五味太郎 福音館書店
シンプルではっきりした絵なので、子どもが見やすい絵本です。
金魚が家の中をあちこち逃げていきます。「きんぎょはどこ？」と探しながら読んでいくと子どもが一生懸命に探していました。
最後のページに息子はちょっと苦戦していました。
中の絵が時代を感じるというか、スイッチの形態や黒電話だったりして、レトロ感があります。
『ママだいすき』 文・まどみちお 絵・ましませつこ こぐま社
とてもかわいく、色合いもきれいな絵です。見ていて大人も癒される感じがします。
言葉も詩のようで、短いセリフなのですが、その場の情景や気持ちがぎゅっとつまった一言で、物語の世界が拡がっていく感じがします。
私は個人的にこういう絵本の「詩」が好きです。言葉が「うた」になっていろんなメロディーを奏でてくれるような、いろんな物語がつまった詩です。
思わず、子どもをぎゅっとしたくなる絵本です。
息子もこの本を読むと抱っこしてほしいとくっついてきていました。
その名の通り「ママ大好き」という気持ちが伝わってくるあたたかい絵本です。
『くだもの』作・平山和子 福音館書店
本物のくだものかと思ってしまうくらい精密に描かれています。
本屋さんで手にとって、子どもに見せた時に、パッと表情が変わって絵本に注目しているのがわかり、購入を決めました。
大きな画面いっぱいのスイカや、りんご、もも、栗などの果物が、そのままの姿とお母さんの手で剥かれて「さあ、どうぞ」と運ばれてくる絵が順番にやってきます。
最後のバナナは、「自分でむけるかな？」とのセリフの後に、女の子が自分でバナナをむいています。
「さぁ、どうぞ」という言葉に合わせて新しい果物が出てくるので、そのリズム感を楽しめます。
「次は何かな？」とクイズのようにして読むと、言葉を覚え始めた子どもが「すいか！」と嬉しそうに答えてくれたり。
絵本には２〜４歳向けと書かれていますが、うちの子は離乳食を初めて果物を食べるようになった頃に買って、読んでみましたが、じっと見ていました。
おいしそう〜って思っていたのかも。
大人が見ていても美味しそうな果物たちです。
そのため、子どもに何ページか破かれてしまい、セロハンテープで修理されています。それも思い出でいい味出しています。
少し大きくなると、息子は自分で「さぁ、どうぞ」と言いながら一人でこの絵本を読むようになりました。
『だるまさんが』 作・かがくいひろし
かわいいだるまさんが七変化？
絵が愛嬌があってなんともいい味出しています。
ものすごく書店でも売れている絵本のようだったので、半信半疑で読んで見たら息子の反応にビックリ。大笑いしていて、この本は子どもの心を鷲掴みする絵本なんだなぁと感心しました。
いないいないバーと遊びの構成は似ている感じです。動きがあり、好奇心をくすぐる絵本なので、子どもが大好きなのがわかります。
この本が息子が初めて私に読み聞かせしてくれた絵本です。わざと変な声を出しながら読んでくれて、可愛いかったしうれしかったよ〜。
『だるまさんの』『だるまさんと』のシリーズが出ています。
↓よろしければ、クリックして応援いただけるとうれしいです。
