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今月図書館で借りた絵本
2歳1ヶ月の時に、息子と図書館を利用するようになりました。
初めて図書館に行った日は泣いてしまってすぐに退散したのですが、だんだんと通うたびに慣れてきました。
私も図書館初心者だったので、とりあえず赤ちゃんコーナーの絵本の中から目についたものを選んでいました。
トーマスなどアニメの絵本も借りたりしましたが、思ったより興味を示さずびっくり。
たぶん、絵本のトーマスがいつもテレビで見ている絵と違ったからかもしれません。
私個人的には、作者オードリーさんの原画調の絵が書かれたレトロなトーマス本は好きでした。
1ヶ月間に図書館で借りた本は、全部で11冊でした。
その中で、息子がお気に入りだった本を紹介したいと思います。
『カンカンカン』 作・のむらさやか他 福音館書店
黒い表紙が印象的な絵本。
カンカンカンという音とともに、ちょっと変わった電車が踏み切りを通過します。
カンカンカン〜のリズム感や次に何が出てくるのかなぁというワクワク感を刺激してくれて楽しめます。
コラージュ作品や工作で作られた電車の写真なので、絵とは違う感じがするのか息子も興味を持ったようです。
息子は手袋でできたおばけの軍団が出てくるシーンが怖かったのか、少し固まっていました。
『ももんちゃんぽっぽー』 作・とよたかずひこ 童心社
これは、ご存知の方も多いと思います、ももんちゃんシリーズの一冊です。
ももんちゃんがお友達のサボテンさんやきんぎょさんと一緒に電車ごっこをする可愛い絵本。
とよたかずひこさんの絵本は、余計な装飾が少なく、子どもが絵の登場人物たちに注目しやすい絵とお話の構成になっているものが多いなぁと思います。
同シリーズの中では、1〜2歳のおすすめ絵本の中に日本絵本賞を受賞された『どんどこももんちゃん』があげられていることがありますが、私は息子は電車系の方が入りやすいだろうと思ってこの本を選びました。
余談ですが、この絵本が気に入ったことで、図書館のことを我が家では「ももんちゃん」と呼ぶようになりました。
この後、他のももんちゃんシリーズもたくさん借りています。息子のお気に入りは、『ももんちゃんぎゅー』、『ゆーらりももんちゃん』です。
『つぎ、とまります』 作・村田エミコ 福音館書店
版画でできた優しいタッチの絵本です。
いろんな動物たちがバスに乗ってお家に帰ります。一つ一つのお家に動物たちの個性があって、「次は誰のお家かな、どんなお家に住んでいるんだろう」と楽しみながら読める絵本です。
お家ではお母さんがご飯を作って子たちを待っています。「おかえり」「ただいま!」と声が聞こえてきそうな感じすです。
先に伸びて行く道をたどりながら、息子は「次こっちに行くで」と言いながらページをめくっていました。
ただいま〜と帰る温かいお家があるってしあわせなことだなと感じる絵本です。