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絵本に流れる時間
ただ今、朝の4:45分です。
だんだんと早朝は寒くなってきました。
朝起き生活をして、皆さんはどんなことをされていますか?
勉強や趣味の時間、健康のために運動をしたり。
自分だけの時間って大切ですよね。
私は最近このブログを朝時間を使って書いているので、朝の時間にこれまで読んだ絵本ノートを見返したり、家の絵本棚にある絵本を読み直したりすることが増えました。
そんな風に過ごすようになって改めて感じていることは、
絵本を読んでいる時間って、日常のせかせかした時間の流れ方とは違う「とき」が流れるということ。
急いで絵本を読むぞ!ってことありますか?
小さな頃、本棚の前に座り込んで好きな絵本をパラパラとめくっていた時間。
子どもを膝に乗せて絵本を読んでいる時間。
寝る前にお布団の中で、もう一冊だけよ〜と言いつつ絵本をめくる時間。
朝の寒い部屋に暖房をつけて、絵本棚から今日の1冊を選んでいる時間。
どれも私の中でゆっくりと時間は流れています。
もう一つ、絵本に流れる時間は不思議で、現実とファンタジーの世界が混ざり合った感じがするのです。
絵本の中って、何かが急展開したり、現実には起こることがない出来事が起きたりします。それって、もうファンタジーの世界なので時間軸は現実とは違ってどこへでも動けます。
でも、ぶっ飛んでしまったらやっぱり面白くなくて、現実の自分たちの時間がここにあって、その中にちょっとだけファンタジーが混じりこむ。
そこにワクワク感があるのです。
朝時間に絵本を読みたい
朝の時間って、どうしてもバタバタしがちです。
そんな朝時間にこそ、絵本を1冊読んでみてください。
絵本は、本に比べるとお話が短いので、1冊を読むにも5〜10分あれば十分に読めてしまいます。
絵本を朝起きて読むことで、私の中に絵本の時間の流れが入ってきます。
そんなに急がないで、そんなにイライラしないで。
こんなに豊かな時間がここにあるんだよって。
そんな気持ちになれたら、朝子どもを起こしに行く時の声のかけ方が、普段より優しくなれる気がします。
新しい朝のはじまりに絵本を一冊。
日常生活の中にも、今流れている朝の現実の時間軸の中に、ちょっとだけファンタジーの世界を取り込んで。
そうすると、小さく固まっていたり、開かれていないチャンネルが刺激されて、自分がいつも過ごしている日常生活の中に、新しい何かを発見できるかもしれない。
絵本を読んだ朝は、そんな気がします。
朝に時間を取ることがどうしても無理だという方は、これからの秋の夜長、冬の夜のゆっくりしたい時にも、絵本タイムを取り入れるといいのかもしれませんね。
一日の心の中のざわめきを、そっと沈めてくれるような絵本が見つかれば、心地よい眠りにつけそうな気がします。
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