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はじめてのハワイ
9月の下旬に、結婚式に参加するため、ハワイに家族で行ってきました。
ハワイ旅行は、私もはじめて、そして我が息子初の海外でした。
出発までの間に色々と情報を集めて、旅行の準備をしました。
そのおかげで、楽しい旅になりました。
今回、実際に行ってみて、3歳くらいの子どもと一緒の旅行について、こういう情報があったらと思ったことを記してみたいと思います。
小さな子どもと一緒の飛行機。
ハワイまでの7〜8時間をおとなしく機内で過ごせるか。これがまず最初の大きな心配事ではないでしょうか?
結果から言うと、うちの息子は、おそらく家族の中で一番快適な空の時間を過ごしていたのではないか?と思うくらい良い子にしてくれていました。
どうしてこんなにスムーズにいったのか、次に行かれる方の少しでも参考になればと思い、思い当たることを書いてみます。
飛行機に乗るモチベーションを高める
一人で座席に座り、シートベルトを自分で締めて、手元の冊子のようなものを見て「うん、うん」と。お勉強していたらしいです。
離陸時は私は子どもの手を握っていましたが、全く怖がらず、「飛行機動いてる!」と興奮しておりました。
我が息子、乗り物大好きです。けれど、飛行機は電車ほどは関心がありませんでした。
そこで、ハワイ旅行が決まってから、こんど飛行機に乗るよという話をしました。
そして、飛行機に乗ることへのモチベーションを高めるため、飛行機の出てくる絵本を一緒に読んだり、100円均一で飛行機のおもちゃを買って、普段の遊びの中に飛行機を仲間入りさせました。
そうすると、保育園の行き帰りの道で飛行機を見つけては、「あ、今度あれに乗るの?」と聞いてきたり、飛行機に乗ることを楽しみにするようになりました。
だから、当日はそれはもう本当に嬉しそうでした。
乗り物に慣れていること
我が家は、普段の生活で公共の交通機関をよく利用しています。
乗り物に慣れていることも息子が飛行機が平気だった理由の一つかもしれません。
電車やバス、新幹線に0歳の時から乗っています。
だから、乗り物には怖がらずに乗れました。
飛行機に乗る練習はできませんが、他の乗り物で練習はできるかもしれません。
息子は、車内では静かに過ごすこと、椅子に座るか親の膝に座るということができるようになっていましたので、わざわざ言わずとも飛行機の中でもそうだと理解している様子でした。
その子の睡眠リズムを把握しておくこと
日本からのハワイ便は、夜出発のものが多いのではないでしょうか?
私たちも19:30時頃に離陸でした。
ハワイまでの間に少しでも長く眠ってほしい。そう思いますよね。
- 事前の情報収集でよく見かけたのは、当日はお昼寝をせずに、空港でよく遊ばせて疲れて寝かせるという技。
しかし、我が子は夕方から夜にテンションを上げすぎると逆に寝にくくなってしまう傾向がありました。
そして、お昼寝をしていない日は、確かに早く寝るけれど、何時間後かに必ず夜泣きするんです。3歳になっていても、30分でいいので毎日お昼寝が必要でした。
ですから、当日は早めの時間に1時間程度のお昼寝をわざわざさせて出発しました。
いつも、夜9時に寝るというリズムがありました。
機内でも、食事の後、その時間になったら「もうすぐみんな寝るよ」と言って寝かせました。私の膝に頭をのせて、自分の分の座席に横たわり、夫の膝を蹴りながら寝てました。朝までずっと。
おかげで私は体勢がおかしくてほとんど眠れずハワイに到着でしたが。
普段の生活リズムがきちんと掴めていると、それに合わせて機内での時間も調整しやすくなります。
こういう時はこういう睡眠になりやすいとか。
こういう風にすると眠りやすいとか。
小さな子どもが快適に機内で過ごせるように、それらをキチンと把握してあげるのは親の役目だと思います。
機内持ち込みしてよかったもの
機内で時間をもたせるためのオモチャやお菓子を用意していました。
けれど、離着陸時にラムネを食べた以外は、用意していたものは使いませんでした。
その中で、持っていてよかったと思ったのは着替えでした。
機内で唯一困ったと言えば、
息子が自分で「僕もリンゴジュースください!」とジュースを頼み、飲もうとしたときに飛行機が揺れて全部こぼしてしまったこと。
上着だけでなく、ズボンもパンツも、シャツも全部濡れました。
息子さん、甘いベトベトのリンゴジュースの香りにまみれて、バツが悪そうに笑ってました。
ウェットティッシュと濡らしたタオルで身体を拭いて、全着替えしました。
機内はクーラーがすごく効いていたので、着替えがなかったら完全に風邪をひいていたと思います。
子どもの着替えは手荷物で少しかさばりますが、是非持って行かれることをお勧めします。
機内での遊び
機内では、特に何も言わずとも、息子は自分でタッチパネルで選んだ英語の曲を聴きながら、アニメーションを見てずっと静かに過ごしてくれました。
時々、ノリノリで身体でリズムを取りながら、足を組み、イヤホンを耳に当てている姿は一人前でした。。。
家では、テレビはほとんど見ません。
歯磨きの後に頑張ったご褒美で好きな動画を一つ見るのが日課になっています。
だから、動画見放題の環境はぐずっている場合ではないと感じたのかもしれません。自分で触っても怒られないし、もうおしまい!とも言われないし。この時間を満喫するぞ〜という感じでした。
機内のイヤホンのサイズが合うか気にしていましたが、大きくて耳に入らなくても、自分で手で持ちながら上手に聴いていました。
今回利用したのがデルタだったので、日本のアニメはありませんでした。
けれど、全く問題なく、ABCの歌を選んで何回も聴いて楽しんでいました。
動画や音楽が好きな3歳くらいの子どもさんで、乗り物にも慣れていれば、案外子どもの方が快適に機内ですごせるのかもしれないと思いました。
繰り返しになりますが、私は、子どもの毎日の生活リズム、睡眠や体調の傾向を把握しておくことが一番役に立ちました。
そして、一緒に飛行機に乗る日を楽しみに待っているワクワクした日々も好きでした。