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今月のおすすめ絵本
図書館を2歳から利用しはじめ約1年がたちました。
もうすっかり図書館に慣れてくれたのはいいのですが、図書館の中を走ってわざと逃げ回ったり、一緒に図書館に行くと苦労するようになり始めた時期でもありました。
3歳0ヶ月の1ヶ月間に図書館で借りた絵本は、11冊。
その中で、息子が気に入った絵本を紹介したいと思います。
珍しく乗り物系ではない絵本のラインナップです。
『ペンギンのゆうえんち 』
作:さかざきちはる WAVE出版
ぺんぎんの5人兄弟が遊園地に行きます。
この絵本のスイッピたちって、Suicaのペンギンさんなんですね。
それぞれのペンギンが好きな場所へトコトコ、「どこにいるかな?」と絵本のページの中を探しながら読んでいきます。
1番末っ子のちびすけが行きたいと入ったのは「お化け屋敷」。
びっくりして5人一緒にくっついて歩いた兄弟たちは、なんとお化けたちにスカウトされて??
可愛らしいお話です。
『すっぽんっぽんのすけ』
作:もとしたいずみ 絵:荒井良二 鈴木出版
お風呂に入るのを嫌がることがあったので、面白そうだし借りてみた絵本。
服を着ないですっぽんぽんの助になった男の子が猫のみーちゃんを助けに行くお話です。
ヒーローとして大活躍して家に戻ったすっぽんぽんのすけも、お母さんの一言で現実の世界へ(笑)。
荒井良二さんの味わいのある絵で、男の子って「あほやな」と笑えます。
入浴促進効果のほどはわかりませんが、息子も「すっぽんぽんのすけ」にはなっていました・・・。
男の子にとって、すっぽんぽんで部屋中を駆け回るのは「定番」って感じなのでしょうか。
『はっぱのおうち 』
とてもきれいで繊細なタッチの絵柄。
物語も静かで温かいお話です。
雨が降ってきたので、遊んでいた女の子がはっぱの中で雨宿りしていると、虫たちも雨宿り。
カマキリやてんとう虫、ありさんなど、2,3歳くらいの子どもたちが名前を知っていたり、見たことのある虫たちが出てくるので、一緒に虫さんがどこにいるか探したりしながら読めます。
『くだものだもの』
『 おやおやおやさい』のシリーズ本です。
果物たちが、それぞれのキャラクターで登場します。
一緒に海水浴へ行くというお話で、しりとりのような構成になって物語がつながっています。
ざくろやマンゴーなど、知らない果物も出てくるので、子どもさんと一緒に新しい果物の名前を覚えられちゃいます。
絵も話もリズミカルに展開するので、歌のように楽しめる絵本です。