今月のカレンダー・リサ・ラーソンの陶器作品は?
2018年は、リサ・ラーソンの陶器作品がのったカレンダーをキッチンに飾っています。
2月の作品は、「Lilla Zoo Katt」です。
今日は、このかわいい猫たちについて紹介したいと思います。
Lilla Zoo Katt(おすわりしたネコ)
この猫たちは、リサ・ラーソンの小さな動物園という作品の中の1つです。
グスタフスベリ/Gustavsberg製陶所(スウェーデン製)
リサラーソンの小さな動物園シリーズの横型ネコです。
このシリーズのネコはポーズ違いで縦、横、丸の3種類あります。
リサ・ラーソンの初期の作品で彼女が大きく注目されるきっかけとなりました。
アンティーク雑貨ミュー 自由が丘より引用
1955年に作られた作品です。
縦・横・丸どれも味わいがあってかわいい猫たち。
素朴な表情がなんともいえません。
このネコたちの陶器は知っていましたが、「小さな動物園」というシリーズの中の作品だったことは、今回作品の名前を調べている中で初めて知りました。
他には、動物園にどんな仲間たちがいるのでしょうか?
Lilla Zooシリーズの紹介
(画像:https://www.mothersweden.jpよりお借りしています。)
動物園シリースの仲間は以下の7種類。
バイソン(Bison)
縮こまっている猫(Cat,fudding)
座っている猫(Cat,sitting)
立っている猫(Cat,standing)
ダックスフント(Dachshund)
キツネ(Fox)
ウマ(Horse)
1950年代半ばのある日、リサラーソン(Lisa Larson)は尻尾が空に向いてピンと立った、猫をモデルとした試作品を作りました。このシャモット(焼粉)で作られた猫は、背中にストライプの縦の模様が入り、顔はグレーホワイトの釉薬で色づけされ、目、鼻、ひげは手で描かれました。この愛らしい猫の作品は、他のフォルムで2作品が続けて作られましたが、リサラーソンの1950年代の典型的な作品として知られることとなりました。その後この3種類の猫たちは4種類の動物を加えて「Lilla zoo(小さな動物園)」シリーズとして生産され、リサラーソンのグスタフスベリにおける初めての成功作品となりました。
どれも、胸がキュンとなる可愛らしさです。
キツネのお顔がかわいくて、ウマはとてもスマートで素敵。
アンティーク品がネットでも販売されていて、思わず見とれてしまいました。
実物を一度見てみたいなあ。
寒い2月、ほっぽり顔のネコたちのカレンダーと一緒にあったかく過ごしたいと思います。
▼1月の作品は、こちらでした。