冬の夜に、ほっこり絵本はいかがですか。
今日は、心がほっこりと緩んでくるような絵本の紹介です。
ネコ好きの友人からもらったこの絵本。
時々読んでは、一人でにんまりしています。
寒い冬の夜、温かいココアを飲みながら読みたい感じの絵本です。
では、さっそく紹介したいと思います。
ねこのセーター
何ともいえない力の抜け具合ととぼけた可愛さが魅力の及川賢治さん作の絵本です。
「これは さむがりで なまけものの ねこです。」と内表紙に書かれています。
このねこさん、どんぐりに帽子をかぶせる仕事をしています。
どんぐりに帽子をかぶせる仕事って、それだけでかわいすぎます。
なまけ者で、せっかちなねこさん。
いつも着ているセーターには穴が2つ開いています。
だらしなくて、お行儀わるく、恥ずかしがり屋のねこさん。
起承転結があるわけでもなく、ただただゆるい絵本。
私はこの絵本を読んで、及川さんの絵本の魅力に取り憑かれてしまいました。
よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし
こちらも同じ作者の絵本です。
よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし (レインボーえほん)
posted with ヨメレバ
及川 賢治,竹内 繭子 岩崎書店 2007-04-01
タイトルからしてヘンテコ。
内容も、タイトルどおりでよしおくんが朝ごはんの時にテーブルの上で牛乳を倒してしまうところから始まります。
牛乳はどんどん漏れ出て、どんどん溢れて流れ出し、大きな海になってよしおくんが流されてしまいます。
牛乳の海の中を航海するよしおくん、そこで不思議な人や物に出会います。
まぁ、シュールな絵本です。
意味のない世界。
余分なもの、別になくてもいいものだらけの世界。
それって、一番こころがホッコリします。
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