夏といえば、スイカ!
今年はとても暑い日が続いています。
こんな暑い日は、井戸で冷やしたスイカを縁側で・・・というのに憧れます。
私自身は、田舎で育ったので、夏には毎日家の井戸に、祖父が畑から採ってきたスイカやまくわうり、トマトにきゅうりなんかがぷかぷか浮いていて、よりどりみどりで食べられるような環境でした。
それって、贅沢なことだったんだなぁと今は思います。
5歳の息子は、今年になってスイカをやけに食べたがります。
重いスイカを抱えて家に帰り、冷蔵庫で冷やしてガブリ。
今日は、そんな夏のスイカにまるわるちょっと不思議で楽しい絵本を紹介したいと思います。
30000このすいか
畑になった3万個のスイカ。
たくさんの丸々と実ったスイカの実。
ある日、カラスが飛んできて「かわいそうに、明日には市場に連れて行かれて食べられてしまうのに」と言っているのが聞こえました。
びっくりしたスイカたち。
次の夜、3万個のスイカたちはツルを引きちぎって大移動して逃げていきます。
山を超え、海に向かって。
途中でスイカたちが割れ、花火のように飛び散った果汁で真っ赤な甘い池ができました。
それに寄ってきた森の動物たちがスイカの池の水を舐めようとすると・・・。
とにかく不思議というか、シュールというか、私的には怖いです。
以前に紹介した『火曜日のよる』に通じる世界。
夏の夜、気味の悪い話を読んでみたい方、是非おためしください。
ちなみに、息子には怖すぎたのか1回しか読んでいません・・・。
おまけの1冊:くだもの
小さい子どもさんには、こちらの『くだもの』がおすすめです。
大きなおおきなスイカが出てきます。
平山和子さんのとってもリアルな絵。当時1歳だった息子は絵本を放さず、いたるところがビリビリになってしまっているほどお気に入りの1冊でした。
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