自転車で保育園へ通園しています。
わが家の息子は、ただいま5歳です。
0歳時から保育園に通っています。
当時から5年間、毎日よほどの悪天候でない限り自転車通園しています。
雨の日も風の日も、雪の日も、暑い暑い日も・・・
片道、保育園までは5分強の道のりですが、大きな川を渡り、狭い道を抜け、疲れている日も元気な日も同じ道を毎日通園しています。
今日は、そんな自転車通園しているみなさんにおすすめの絵本を紹介したいと思います。
あのね、あのね
自転車の後ろ座席に乗った男の子。
今日、保育園であった出来事を自転車を漕ぐお母さんに話します。
「きょう、まにあわなかったの」
お母さんは、最初は何のことかわかりませんが、話をしていくうちにだんだんとわかってきます。
次の日は、お父さんのお迎え。
「きょうね、ながくて・・・」
お父さんも一生懸命想像して男の子のお話を聞きます。
保育園での様子や自転車での光景が、読んでいる息子にも同じだとわかるようで、なんだかうれしそうに絵本を読んでいました。
ただいま〜と嬉しそうに家に帰る子どもさんと家族の様子に温かい気持ちになる絵本です。
かあさんとじてんしゃにのって
私が好きな絵本の1つ。
朝の支度のときに遅いと怒られた女の子。
お母さんなんか嫌い!
朝の保育園までの自転車は無言です。
保育園に行ってもなんだか楽しくない女の子。
遊んでいると、赤とんぼを見つけました。「お母さん!赤とんぼ」
女の子は、やっぱりお母さんに一番に話したくなっている自分に気づきます。
お迎えの時間、お母さんと一緒にまた自転車に乗って。
今日赤とんぼを見つけたよとお母さんに話します。
私もよく息子と朝から険悪なムードになって保育園に送っていくことがあります。
そんな時でも、やっぱり仕事中も息子のことが気になったり。
早くお迎えに行って息子の顔が見たくなるんだよなぁって共感しながら読んだ絵本です。
顔が見えないけれど伝わってくるもの
2歳頃までは、自転車の前カゴの中。
大きくなってきたら、自転車の後ろ座席。
前と後ろで息子も私もお互いの顔は見えないけれど、毎日の自転車通園、なんだか心は伝わってくる気がします。
今日あったことを聞くと、ぼーっとそた息子ですが、息子なりにいろいろ話してくれます。
後ろを振り返ってギュッとしたくなる瞬間もあったり、息子が機嫌悪くて後部座席を大きく揺らして落ちそうになりながら喧嘩状態で帰ってきたり。
季節によって、川岸の風景が変わっていく様子を眺めて話をしたり。
決まった曜日にバス停の前で出会うおばちゃんに手を振ったり。
いろんな物語がある自転車通園は、親子の大切な時間になっています。
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