心を育てる絵本 『おこる』

息子は怒りん坊?

我が家の息子はただいま5歳です。

息子はとっても優しい子だと思います。

 

ですが、感受性が強すぎるというか、神経質だったり、うまくいかないとすぐに怒り出したり泣いたりでトホホということも多い毎日です。

 

そんな息子の癇癪に困り果てていたとき、ちょうど図書館で目に入った本があったので借りてきました。

心を育てる絵本と書いてあり、普段はそういう明確な狙いのある絵本はあまり好みではないのですが、思わず借りてしまいました。

今日はその絵本の紹介です。

 

おこる

 

どうしてカンカンにおこっちゃうのか、きちんとわかること。なんでもないことみたいだけどだいじなことだよ。そうやっておおきくなっていくんだ。(Amazonより引用) 

 

男の子が何やら思い通りにいかず怒っています。

怒るには、理由がある。

自分の気持ちが言葉にうまくできないから、僕ら子どもは怒ってしまうんだ。

 

怒ったときは、ゴリラみたいってママは言う。

しばらく部屋のすみで座っているとゴリラが小さくなっていつの間にかいなくなっていまうんだ。

 

怒ることで、大人に何か気持ちを伝えることができる。

だから、怒ってもいい。

でも、すごく怒っているときは、ゴリラも大きくなって収集がつかなくなる。

なんで怒っているのか、ゆっくりでいいから話をしてみて。

そしたら、ゴリラはだんだん小さくなって・・・

僕もいつか強いゴリラみたいに大きく優しくなれるんだ。

 

フランスの小児科医が監修の絵本

なんだかいい絵本だなぁと思っていたら、裏表紙にカトリーヌ・ドルトという名前を発見。

フランスの有名な児童精神科医の娘さんが、この絵本の監修なんだとわかりました。

フランスの小児科医である著者が日常生活の場面で子どもたちが出会う体や心についてのなんでもないように見えて実は大事なことを、シンプルでやさしい言葉を使って語りかけます。お子さんに読み聞かせする絵本としてフランスで人気の絵本。(Amazonより) 

子どもの心の中の世界を絵本でわかりやすく解説してくれる。

怒りの気持ちを自分にくっつくゴリラという表現で、子どもにも大人にもわかりやすく教えてくれる。

怒っているのは、その子が悪いからではない。

怒る気持ちがその子の中に出てくる、その大きさに子どもも圧倒されて振り回されてしまう。

ゴリラにも大事な意味がある。

でも、乗ったられないように大人は子どもの気持ちをそっと聞いてあげて。

そんなことを教えてくれる絵本です。

 

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