4月は絵本に関する記念日がいっぱい。
図書館に行った時に、4月23日は「子ども読書の日」でその前後数週間に渡って図書館でもコンサートや読み聞かせなどのイベントが開かれるという案内をいただきました。
「子ども読書の日」ってなんだろうと思って調べてみると、4月って子どもと本に関する記念日が目白押しだということを知りました。
ということで、今日はその記念日をいくつか紹介したいと思います。
絵本週間(3月27日〜4月2日)
アンデルセンの誕生日で「国際子どもの本の日」である、4月2日の前後2週間。よりすぐれた絵本文化の発展と、教育の場や家庭にいっそう「絵本読書」が定着することを願って設けられました。
アンデルセンの誕生日が4月2日なんですね。
それにちなんで前後2週間が絵本週間。
今年はもう終わってしまいましたが、是非この周辺の時期にお近くの図書館を覗いてみてください。
きっと皆さんのお住まいの図書館でもイベントや絵本コーナーに特設展などが開催されていると思います。
国際子どもの本の日(4月2日)
そして、先程も出てきたようにアンデルセンの誕生日である4月2日は、国際子どもの本の日になっています。
1966年、ミュンヘン国際児童図書館創設者で、第1回国際アンデルセン賞名誉賞受賞であるイエラ・レップマン(Jella Lepman)は、世界中が、子どもの本を通して国際理解を深めるために、アンデルセンの誕生日である4月2日を「国際子どもの本の日」と定め、毎年、各国でお祝いをしたり、特別の催しを行って、子どもの本に対する一般の関心を呼び起こそうという提案をしました。IBBY(国際児童図書評議会)は、この提案を受け、1967年からこの日を正式に祝うこととしました。
子ども読書の日・世界図書著作権の日(4月23日)
4月23日はセルヴァンテス、シェークスピア、インカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガの命日とされている日なんです。
それにちなんで、本にまつわる記念日や法律がいくつか制定されているようです。
日本でも、「子どもの読書活動の推進に関する法律」ができたことで、「子ども読書の日」として、この日に子どもにたくさんの本を読んでほしいといろんな催し物が開かれるようになりました。
こどもの読書週間(4月23日~5月12日)
「こどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所を」という願いから制定されました。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日~14日)でしたが、「子ども読書年」である2000年から、現在の4月23日(世界図書の日・子ども読書の日)~5月12日に変更されました。
子ども読書年の2000年って、意外と知られていないかもしれません。
この年代くらいから、絵本がそれまで以上に注目されるようになって、0歳児向けなど小さな子どもさん向けの絵本がたくさん出始めるようになったようです。
子ども読書週間、きっと皆さんのお住まいの図書館でも絵本コーナーで何らかのイベントが行われるのではないでしょうか?
連休とも重なります。
子どもと普段よりもゆっくりと絵本タイムを楽しみたいなぁと思います。
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