子どもたちの心
今日は、最近息子が話していたことで子どもって哲学的というか、心が本当に素直で深い世界に直結しているんだなぁと感じます。
子どもたちの話すことって、意味のわからないことや親からしたら脈絡もなく唐突に感じることってありませんか?
わが家の6歳になったばかりの一人息子も時々、ハッとすることを言ったり、質問してきたりします。
今日ちょっと書いてみようと思ったのは、動物園の帰り道に息子がパパに何度も聞いていたことについてです。
死んだら、また赤ちゃんになって生まれてくるの?
先日、保育園最後の遠足がありました。
毎年行っている動物園への遠足、その日を息子は本当に楽しみにしていました。
当日は朝から本当に張り切って参加し、一日中同じ暮らすの男子仲間とはしゃぎまわって遊びました。
その帰り道、主人のこぐ自転車の後ろに座っている息子が、何度かパパに「死んだら、また赤ちゃんになって生まれてくるの?」と聞いていたそうです。
その話しを帰ってから聴いた私は、すぐに息子に
「すごく楽しかったな!」
と言いました。
すると夫も「そういうことか。いっぱいまた楽しいことあるよ」と息子に返していました。
死んだら赤ちゃんになって生まれてくるの?
このセリフを聴いたときに思ったのが、死ぬというのは楽しい楽しい時間が終わってしまったという息子の気もちをあらわしているということ。
子どもにとって楽しい時間、満足の時間、ワクワクする時間はまざしく「生そのもの」。
そんな楽しかった時間が終わってしまうことは、ものすごく寂しくて悲しいこと。
でも、また生まれ変わって赤ちゃんになる。
それは、きっとまた何か新しい命として楽しいことが生まれてくる?と子どもが大人に聴いているのではないかと思ったのです。
だから、ものすごく楽しい時間だったね!!ということを息子と一緒に言葉にしてあげたかった。
そして、まだまだこれから楽しいことが待っているよと伝えてあげたかったのです。
子どもの言葉は哲学的かも
この言葉の解釈は、ただの私の直感です。
だから、正しいとかは全くわかりません。ただ、子どもを目の前にして、その日の息子の様子をみていて親として感じたことでした。
子どもは、心が本当にピュアだなぁと思います。
生きていること、死んでしまうこと。
とっても深い世界と日常の出来事が直結している。
死ぬという言葉に親はドキッとするかもしれませんが、それは今が不安だったり、悲しかったりという気持ちなのかもしれません。
そして、子どもの中では生と死はつながっている。終わりは次のなにかのはじまり。
そんなちょっと哲学っぽいことを遠足で疲れた頭の中でぼんやり考えていた今日このごろでした。
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