後味の微妙な絵本『ゼラルダと人喰い鬼』

年始に読んだ微妙な絵本

今年の年始に夫の実家に帰っていたときに読んだ絵本のこと。

今日紹介する絵本は、以前から実家に帰るたびに息子と読んでいて気になっていた絵本です。

なんとも読み終わったあとの感覚が微妙なんです。

みなさんもよかったら図書館で借りて読んでみてください(笑)

ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

 

ゼラルダと人喰い鬼

あるところに、怖い人喰い鬼がいました。

その鬼は、毎日小さな子どもを朝に食べることが何よりも楽しみでした。

村では、子どもをさらわれないように地下室に閉じ込めたりで、村からは子どもの姿が消えてしまいました。

 

そんなある日、遠い田舎に住むゼラルダという女の子が、お父さんの代わりに街の市に食料を売りに向かいました。

久しぶりに子どもの匂いを嗅いだ鬼は大喜び。

あまりに焦って、足を滑らし怪我をします。

 

何もしらなゼラルダは、可愛そうな鬼を助け、もっていた食料でおいしい食事をつくってあげました。

ゼラルダは料理が得意。こんなに美味しい料理をたべたことがない!と鬼は女の子を食べる気持ちが消え、城で食事を作ってほしいと頼みました。

 

ゼラルダは、城で毎日おいしい食事を作ります。

おかげで、鬼はもう人を食べることはなくなり、村には子どもの姿が戻りました。

(ここまでは、はいはいという物語。)

 

そして、ゼラルダは人喰い鬼と結婚し、可愛い子どもを生んで幸せに暮らしましたとさ!

 

え?人の子どもをたくさん食べてきた鬼と結婚しましたって??ではないですか?

私にはどうしても微妙な物語の結末です。

皆さんはどう思いますか?

 

ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

 

  

▼絵本選びの参考に。

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