サスティナビリティとは?
最近、このサスティナブルとか、サスティナビリティという言葉をよく聞くようになりました。
「サステナビリティ」(sustainability)とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味。 サステナビリティへの取り組みというとき、何を“持続する”のかというと、その対象は広く社会と地球環境全般を指します。(引用:https://www.weblio.jp/content/サステナビリティ)
そんな言葉を知る少し前から、わが家では新しい家を建てるときにできるだけ自然に近い素材を大事に、自分たちが手を加えたり世話をするように一緒にずっと暮らせる家を建てたいと考えるようになっていました。
そして、2020年に建てたわが家はデンマークハウスという北欧住宅の工務店を選びました。
北欧の住宅は、長い年月をかけて家を大切に使い続けるそうです。
自然の素材を大切にしながら、そして、自分たちでメンテナンスをしながら。
今日は、そんなサスティナブルなわが家の一部を紹介したいと思います。
外壁には漆喰を
まず、外壁に選んだのは漆喰です。色はグレーにしています。
漆喰というのは、日本でもおなじみの素材。
そうです、お城に使われている白い壁。あれが漆喰です。
わが家は、日本の漆喰とは少し違うスイス漆喰ではありますが、同じ漆喰の仲間。
漆喰を扱える職人さんがいないと塗装ができないのと、はめ込むだけの外壁工事に比べると時間がかかるなどデメリットももちろんありますが、漆喰は、ちゃんとお手入れをしていけば、お城が百年単位で残っているように、ずーっと長持ちする壁材です。
呼吸をする生き物のような自然素材なのだそうです。
最近は、家の中の壁を漆喰で塗装される方もおられますよね。吸湿性に優れていて、家の中の空気がすごくきれいになるようです。
床にはスカンジナビアンウッド
わが家の床材は、スカンジナビアンフローリングというメーカーのオーク材(ホワイトオイル仕上げ)を選びました。
こちらも木の素材。
自然の木の木目は美しく、木の香りもしてきます。
汚れたときは、専用の石鹸成分でできたワックスで拭き取ると、掃除プラス汚れをつけにくくする予防効果も得られます。
簡単に取れない汚れがついてしまったときは、なんとヤスリで磨くのだそうです。
床板の上だけをコーティングした床材ではなく、全素材が木なので、上の部分を磨いてヤスリで削ってしまっても、下の新しい木の部分が出てくるだけなのでそのまま使い続けられるのです。
ちなみに、水回りは天然の木は腐ったりすると心配なのでやめました。
それでも、ビニール素材の床材はやめて、タイルにしました。
壁紙は紙です
室内の壁は、残念ながら予算の関係もあり漆喰とは至らず。
しかし、極力プラスチックやその他の材料を避ける目的で紙製を選びました。
こちらは、日本のナガイというメーカーのエコフリースです。
家中の壁をこちらのメーカーのもので仕上げました。
この素材、なぜサスティナブルなのかというと、10年、20年と年月が経って壁紙の色を変えたいとき、汚れが目立ってきたときに、壁紙を張り替えることなく上から10回も色を塗ることができるのです。
以上が、わが家のちょっとサスティナブルな部分の紹介でした。
そのほかにも、小さなこだわりがあるので次回またご紹介したいと思います。
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