今月のレオ・レオニの絵本
今年の1月から、レオ・レオニの絵本のカレンダーを使っています。
それを機に、毎月カレンダーの挿絵になっている絵本を図書館で借りて息子と読んできました。
それも今月で最後に。
12月の絵本は、『A BUSY YEAR』
日本語では、『いろいろいちねん』というタイトルになっています。
なんだか、12月にぴったりの題名。
では、さっそく図書館で借りて読んでみたので紹介したいと思います。
『いろいろ1ねん』
訳は、いつもの谷川俊太郎さん。
1月1日、ふたごのネズミは生まれて初めて雪の中を歩きました。
外には、ホウキを持った大きなゆきねずみの姿が。
すると、箒は喋りだします「ほうきじゃないわ、わたしはウッディ、木よ!」
口をきく木に最初2匹は驚きますが、いつのまにか友達になり、毎月ウッディのところへ遊びに行くようになりました。
月ごとに、季節はめぐり、ウッディの様子も変化していきます。
5月には、きれいな花を咲かせ、
9月には、食べたこともないようないい匂いの甘い実をみのらせます。
10月、木は葉が散りはだかになりました。
それでも、ウッディはやさしい声で「しんぱいしないで、来年また新しい葉っぱが茂るわ、見ててね!」と2匹に言います。
そして、11月からクリスマスプレゼントの相談をしはじめる2匹。
12月、2匹はウッディのところにクリスマスプレゼントをもって集まります。
プレゼントの中身は何だっとと思いますか?
物語はなんとなく、『おおきな木』を思い出させますが、内容は全く違ってこちらは終始ほのぼのした優しい感じを楽しめます。
お話は素朴な感じではありますが、なんといってもレオレオニのきれいな絵が可愛くて飾っておきたくなる絵本です。
最後はクリスマスのシーンで終わっているので、クリスマスプレゼントにもいいかもしれません。
1年最後のレオ・レオニの絵本は、ほのぼの幸せな気持ちになる絵本でした。
こちらの絵本、英語版の絵本がかわいい。
小さめのボードブックのようなので、家の本棚に1冊ほしいなぁ。
▼クリスマスプレゼントに絵本を添えて
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