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絵本のある暮らし

絵本と一緒に小さくかわいく暮らしたい

絵本のリズムー赤ちゃんに電池で動くオモチャを与えたときの反応ー

目次

赤ちゃんと電動のおもちゃ

いつだったか、初めて電池で動くオモチャを子どもに与えたら、今まで見たことのないような反応があって、驚いたことがあります。

 

別に夫も私も、それほど子どもに与えるオモチャについてこだわりがあるわけではありません。

けれど、当時、我が家の中に電動のオモチャは一つもありませんでした。

未だに電車大好きですが、電池で動くプラレールもありません。

 

子どもが1歳半くらいのときに電動の電車のオモチャを頂きました。息子が電車大好きなのを知っていてわざわざ買ってくださった可愛い電車とレールのセットでした。

早速、息子が喜ぶだろうと思って動かしてみました。

 

電車が大好きな息子は、ずーっと電車が動くのを見ていました。

ずーっと、ずーっと。

 

そして、そろそろおしまいにしようねと電車のスイッチを切った途端ものすごく泣き出し、ギャーっと叫び始めました。

電池が切れた時もビックリするくらい泣き叫びました。

 その様子を見て、いつもの機嫌悪いときの泣き方とも違い、私は思わず「この遊びを続けたらこの子の心がおかしくなってしまう」と思ったのです。

大袈裟かもしれませんが、本当にそう思いました。

 

勝手に動く電車。いつまでも単調に機械的に動き続けるオモチャ。

子ども自身の意思とは関係なく、電池が切れると止まり、逆に電池を入れるとまた同じように動き出す。

 

電動の電車に私は子どもの心が自然のリズムとは違うリズムに乗っ取られる感じがしました。

しばらくして、この電車たちは電池が切れたのをきっかけに手動で遊ぶようになりました。

そしたら自分の手で電車を動かして子どもがお話を作りながら遊ぶようになりました。

 

遊びの主体は子どもにある

3歳の今、時々電池を入れて走らせていまが、以前とは違い、ごっこ遊びの世界に電車をうまく組み込みながら自分ペースで遊んでいます。

もう電動オモチャに遊びを乗っ取られた感はありません。

遊びの主体は子どもにあります。

 

電動のオモチャは、子どもがある程度大きくなって、オモチャに乗っ取られない程度に子どもが自分の創造の世界に遊べる力をつけるまでは与えない方がいいのかもしれないと思いました。

 

ずーっとずーっと電車のオモチャを見ていたのは、集中しているというよりも、目が離せなくなっていたのだろうと思います。

自分の創造力の世界に子ども側がオモチャを持ち込んで使えるようになると、ある程度の電動のオモチャも大丈夫になってくるのかな。

目安としては、ごっこ遊びができてきて、一つのオモチャを色んな物として使い、遊べるようになってくる時期でしょうか。

例えば、昨日お母さん役だった人形が今日はお店やさんごっこのお客さんになっていたり、家中の乗り物たちが集合して運動会をし始めたり。

そんな遊びの力がつく頃には、子どもの心は電池のリズムよりも強く豊かになっている気がします。

 

絵本のリズム

電動のおもちゃとは対比的に、絵本は子どものペースでその世界に入っていくことができる遊びだと思います。

インパクトのある絵本もありますが、ページをめくるタイミングや速さは子どもやお母さんのその時の気分や状況によって変わりますし、変えることができます。

 

私たちが歩く速度やテンポ、歩くリズムがそれぞれ違うように、子どもたちは一人一人その子のリズムをもっています。

目に見えないけれど確かにある「リズム」。

そんなリズムを大切にできる遊びの世界を子どもに提供したいと思うのです。

 

あくまで私の考えです。電動のオモチャが悪いというのでは決してなくて、子どもの反応を見て驚き、私はそう感じたというだけです。

電気で動くおもちゃによって、遊びの幅が広がることだってあると思うので。

今年のクリスマスプレゼントは何にしようかな〜と今から考え中です。