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今月図書館で借りた絵本
2歳8ヶ月の1ヶ月間に図書館で借りた絵本は、5冊。
この時、我が家は引っ越しして、バタバタしていてたことと、図書館が少し遠くなってしまったのもあり、1回しか行けませんでした。
それでも、自転車で15分ほどかけて、冬の寒い中頑張って図書館に出かけました。
冬場の図書館って、設定温度が低めなのかちょっと暖房は効いているけど寒いんですよね。
私の大好きな本屋さんも、冬は寒い。
本って暖かい温度が苦手なんでしょうか。
『しんかんせんでおいかけろ』作:横溝栄一
お姉ちゃんと二人で九州に住むおじいちゃんおばあちゃんの家まで、電車を乗り継いで旅するきょうだいのお話です。
駅で弟だけが特急に乗ったまま、お姉ちゃんが乗り遅れてしまいます。
駅員さんに聞きながら、別の電車や新幹線でお姉ちゃんが弟を追いかけるのですが。
横溝栄一さんの絵本の魅力は、電車の絵が丁寧に描き込まれていて、本物のような電車の姿を楽しめること。
その分、いつも物語としては単純でわかりやすいものになっています。
けれど、この絵本は、お姉ちゃんとはぐれてしまうアクシデントがあったり、寝台車の中でおじさんに出会った人間模様が挟まれていたりで、息子も珍しくお話の方に関心をもって聞いていました。
寝台車ってやっぱり特別なワクワクドキドキ感がありますよね。
乗り継ぎや追い越す電車を調べたり、時刻表マニアの人にも面白い絵本なのかもしれません。
『なにをたべてきたの?』文:岸田衿子 絵:長野博一 佼成出版社
白いブタさんが、美味しそうなくだものを食べると、お腹の色がきれいな色に変わります。
シンプルでわかりやすい絵と物語の構成になっているので、すぐに子どもたちも絵本の世界に入れると思います。
「この色なんだ」と色を覚えながら読んでけます。
いろんな色の食べ物を食べたブタさんが、最後に食べようとしているのは・・・
「え〜」って息子は笑っていました。
そして、最後まで読むと、なるほどねってちょっとにっこりする感じで終わります。
絵のタッチもお話の雰囲気もきれいな絵本だなぁと思います。