目次
子どもが寝るのを嫌がる理由
息子が寝るのを嫌がることがよくあります。
疲れている日はすんなり寝室へ行くものの、たいていもっともっとと遊びたがります。
もっと遊んでいたい!
それが一番の理由なんだろうと思います。
うちの息子の場合、他にも理由があって寝るのを嫌がる時期がありました。
一つ目は、起きたらまた保育園に行くのが嫌だから。そう、息子は保育園へ行くのが嫌いなんです。お迎えの時なんてお友達とテンション高く走り回って遊んでいるのに、朝は毎日のようにぐずるのが儀式のようになっていた時期がありました。
2つめは、怖い夢を見るから。
時々夢を見て泣いたり、叫んだりしています。ちょっと心配。思うに、保育園や家で怒られたり、我慢する嫌なことがあった日にはそういう夢を見るようです。
一度は、「カタツムリが飛んできて〜」と朝話してくれました。シュールな夢を見てるんだな、息子さん。
そんなこんなで寝たくないと言う日は、話を聞いてから、絵本を使って布団へ誘導。
そんな日のための絵本をいくつかあげてみました。
『ふわふわうさちゃん』
文:エマ・ゴールドホーク 絵:ジョナサン・ランバート 訳:はやかわゆか 大日本絵画
- 作者: エマゴールドホーク,ジョナサンランバート,Emma Goldhawk,Jonathan Lambert,はやかわゆか
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2011/05
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
パペットのうさぎちゃんが絵本にくっついている絵本です。
そのパペットにお母さんが手を入れて、うさぎちゃんを動かしながら、絵本のページをめくっていきます。
いっぱい遊んだうさちゃんがお風呂や歯磨きをしておやすみするまでのシーンが描かれています。
最後に「〜ちゃん、おやすみ。一緒にネンネしよう」と言って、お布団に誘導。
ちょっと大きくなると息子がうさちゃんにハンドタオルの布団をかけてあげたり、よしよししながら一緒に寝てあげることもありました。
その名の通り、ふわふわと触り心地のよいパペットで、これで息子の顔を触るとうっとりしています。
息子が小さいときに読んでいた絵本ですが、わざと「きゅーきゅー」と自分が赤ちゃんのうさぎちゃんになったみたいに絵本を持ってきて、読んでほしいと今でも時々言ってきたりします。
『おやすみなさいおつきさま』
作:マーガレット・ブラウン 絵:クレメント・ハード 訳:せたていじ 評論社
おやすみなさいおつきさま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: マーガレット・ワイズ・ブラウン,クレメント・ハード,せたていじ
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1979/09
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (74件) を見る
うさぎさんが部屋にあるものに一つづつ「おやすみなさい」と言って眠りにつく話。
静かな静かな時間が流れている 絵本。
絵の色合いやタッチが夜の暗さや深さ、読み聞かせの言葉が夜の静かさにピッタリで、ゆったりと眠りにつくことができる絵本です。
「〜おやすみ」と声をかけるときに、「〜さんはどこにある?」と聞いたりしながら、少しクイズのように遊びながら読み聞かせしていました。
絵本の大きさが2種類あるようで、家には、小さめのサイズの方が置いてあります。
夜のもつ時間の拡がりを感じたいときは大きめの絵本、枕元でそっと読み聞かせてあげたいときは小さめの絵本がいいかもしれません。
『ゆっくとすっくねんねなんてもったいない』
絵:さこももみ 文:たかてらかよ ひかりのくに
ゆっくとすっく ねんねなんて もったいない (ゆっくとすっくの絵本 (7))
- 作者: たかてらかよ,さこももみ
- 出版社/メーカー: ひかりのくに
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
ゆっくとすっくのシリーズの中から、ねんねの絵本。
この絵本は、他の寝んねの絵本のもつ静かさは少なく、子どもの遊びたいエネルギーの高さをそのまま夢の世界や明日の遊びのエネルギーにとつなげてくれるような、明るい寝んねの絵本です。
遊び疲れて寝ている子どものところにきらきら星さんがやってきて、明日のパワーをくれるんです。
そして、ねんねするのがもったいないと起きている子どもたちに、きらきら星さんが話しかけるセリフを、寝たくないと起きている息子に向けて言っているように本当に残念そうに読むのがポイント。
読み終わって、「キラキラパワーをもらえるように寝んねしよう!」と言うと、元気よく返事して目をぎゅーっとつぶって寝ようと頑張っていました。
『ねないこだれだ』
せなけいこさんの切り絵のようなシンプルでかわいい絵柄の絵本。
寝ていない子どもはお化けの世界にとんでいけ〜って。意味深でちょっと怖い気もしますが、絵柄が可愛いので、小さな子どものファーストおばけBookになりそうです。
「時計がなります。ぼーん・ぼーん」このセリフ、家でも何度お世話になったことか。
わざと低い声でこわ〜く読んでいました。
『ねむたいねむたい 』こどものとも0・1・2
作:やぎゅうげんいちろう 福音館書店
いろいろなお野菜が、「ねむたいねむたい」と出てきて、順番に寝ていくお話。
気持ちよさそうに眠りにつく野菜たちに、「あー寝るのは気持ちいいなぁ」と思わせてくれる絵本です。
ゆっくりゆっくり、あくびが出るように読むと本当に眠くなります(読んでいる私が)。
こちらも保育園の定期購読の絵本の中の一冊です。
この定期購読の絵本たちの裏表紙には、名前を書く欄があります。ここに〜組〜〜くんと名前を書いてもらっていることが息子は嬉しいみたい。いつも、最後はこの名前のところまで読んでほしいと言って、私が読むとニンマリしています。