息子のクセ
只今、4歳の息子。
小さい頃から、繊細で神経質というかこだわり屋さんなところがあります。
そんな息子は、1年の中で一定の期間ですが、いろんなクセが出てきます。
例えば、靴のマジックテープをきっちりと留めないと気が済まない、髪の毛をクルクル触る、手をなめる・・・。
最近の息子のクセは、爪噛み。
これは去年も1〜2ヶ月続いて、いつのまにかなくなっていました。
今年は、気づくと指を口に入れていることがあり、気になっています。
子どもの爪噛みは愛情不足の結果?
ネットなどで見ていると、爪噛みや指吸は、お母さんの愛情が足りていないSOSのサインかもしれませんという文言を目にします。
確かに、口に手を持っていくというのは、お母さんのおっぱいを吸っていたときのような口を通した安心感を得たいという行為なんだと思います。
実際に、私は仕事をしていて専業主婦のお母さんたちに比べると子どもと一緒に過ごす時間は圧倒的に短いと思います。
そんな自分を省みることは大切だと思います。
けれど、自分を責めても子どもにとって何か良いことが生まれるはずはありません。
周囲の人が何と言おうと私は息子を誰よりも愛している〜〜!で良いんじゃないかと思っています。
そして、指吸も問題行動というよりも子どもがお母さんを求める基本的な欲求じゃないかと思うのです。
その時に子ども何を求めて指を口に入れているのか、どんな「お母さんのおっぱい」を欲しがっているのかということを母親が考えたり、わかろうとする姿勢が大事なんじゃないかと私は思っています。
クセは子どもなりの不安への対処方法
息子のクセには、その時々で対応してやめられたらいいなぁと思ってきました。
けれど、そういうクセが出る時期って、息子なりの成長過程の時期なんです。
2年前、指を口に入れる、数日間の目元のチックが出ているなぁと思っていた時期、それが終わってすぐに猛烈なイヤイヤ期に突入しました。
それは、外の世界に対する自己主張の芽生える一歩手前の段階で出てきたクセだったのです。
長期休みの後など小さい頃は泣いたりもっと不安定になっていたけれど、今では楽しそうに保育園に行っています。
けれど、休み明けや新学期からしばらく経ったころにクセが出始めます。
それらは息子なりの不安や嫌な気持ちへの対処法として生み出した技なのかなぁとも思うので、厳しく言って取り上げてしまったとしても、他の形で不安が出たり、息子自身が不安定になるのもかわいそうだと思うのです。
髪の毛クルクルの癖が出たとき、保育園の先生は、「髪の毛が長くて気になるみたいだし、短く切ったら?」とおっしゃいました。
けれど、よく聞くと礼拝の時などにクルクルしていると。
先生は、それは注意が逸れているととっておられたようですが、私は息子は恥ずかしながらも何かにがんばって集中しようとしているときにクルクルが始まると思っていました。
なので、髪の毛を切って触らなくなったから解決。とは思えないのです。
それは触れなくなっただけ。
息子の気持ちは放ったらかし。
なぜ息子が髪の毛を触っているんだろうってところが大事なんじゃないかと思うのです。
なので、1年のうちに1〜2ヶ月で終わることが多いので、ある程度注意しながら見守る姿勢で今は息子のクセに付き合っています。
絵本を息子のために作ってみました。
といいつつも、やはり爪噛みもひどくなると心配です。
あれこれ話して注意しても今のところ止まりません。
なので、今回は初の試みです。
用意したのは、無印良品の絵本ノート。
絵本のような白紙の冊子になっています。
サイズは2種類あります。
今回は、小(13✕13)の12枚用紙のものにしました。
これに、好きなように絵と文字を描いたら世界に一つだけの絵本の完成です。
あまり熟考して取り掛かるタイプではないので、さっそく作ってみました。
タイトルは、『だいちゃん(現物は息子の名前)のだいじなおてて』です。
にょきにょきぱっちん つめのひみつ
爪噛みに関する絵本がないかなぁと思って探していたときに、みつけた絵本がこちらです。
毎日の生活の中で爪の果たしてくれている役割や、爪の正しい切り方、
そして、つめを噛んではいけないってことが絵本の中に描かれています。
口頭で言うよりも、こうやって絵で見た方が子どもには伝わりやすいのかもしれません。
息子にちょっと大げさな感じで読み聞かせしたら、罰が悪そうな顔してました。
この絵本で爪が大事だってことがわかってくれたらいいのですが。
・・・ということで、次回に自作の絵本の内容を紹介したいと思います。
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