『いもほり』の絵本と子どもと作る簡単スイートポテト

目次

初めての芋掘り遠足

先日、3歳の息子がはじめて保育園から芋掘り遠足に参加しました。

泥だらけの長靴とズボンで帰ってきた息子さん。

誇らしげに、お芋掘りをした時の様子を話してくれました。

畑が家にないので、農作物を自分で収穫するのは初めての体験でした。

きっと、自分でお芋を見つけて掘り出した時の興奮や喜びを身体中で感じてくれたのではないかと思います。

これまでに、お芋が出てくる絵本は2冊読んだことがありました。

今回、芋掘り遠足の思い出が覚めてしまわないうちにと思い、新しく芋掘りの絵本を図書館で借りてきて読んでみたので紹介します。

 

『さつまのおいも』

作:中川ひろたか 絵:村上康成 童心社

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)

 

 どこかの絵本のパンフレットで読んだことがあるのですが、当時保育士をしていた作者の中川ひろたかさんが、芋ほり遠足の時期に子どもたちに芋掘りの絵本をよんであげたいと思うけれど、いまいち面白い絵本がないと思っていたことがあり、絵本作家になって自作された面白い芋掘り絵本ということです。

土の中で暮らすお芋さんたちの毎日の生活の様子が可愛らしく描かれています。

ある日、芋掘りにきた園児たちと綱引きをして負けてしまったお芋さん。

そのお芋を食べた園児たちは・・・

「プッ ぷっ プッ」

息子もこのシーンで大笑いしていました。

お芋さん食べたらおならが出るんだよ〜と教えてあげると、「え〜」って笑ってました。

ユーモアがあって、楽しいお芋の絵本です。

 

『いもほり』

作:はまのゆか ほるぷ出版

 

いもほり (ほるぷ創作絵本)

いもほり (ほるぷ創作絵本)

 

 水彩画で描かれた絵が、温かい感じの絵本です。

きょうだいで、おじいちゃんのところへ芋掘りに行きます。

元気でしっかりもののお姉ちゃんと一緒に芋掘りをする、ちょっぴり怖がりな弟くん。

お芋を掘る様子や焼き立ての焼き芋の美味しそうな感じが絵本から伝わってきます。

土の中にはたくさんの虫たちがいること、焼き芋をつくるときに濡れた新聞紙とアルミホイルで包んでから火に入れること、そんな小さい頃におじいちゃんに教えてもらったことを、絵本を通して思い出しました。

 

『ねずみのいもほり』

作:山下明生 絵:いわむらかずお ひさかたチャイルド

ねずみのいもほり (7つごねずみ)

ねずみのいもほり (7つごねずみ)

 

 いわむらかずおさんの優しくてかわいらしい絵。

7人きょうだいのネズミさんたちが、お父さんと一緒に芋掘り大会に参加します。

大きな大きなお芋を、みんなで力を合わせて掘ったネズミさん家族。

その大きなお芋をどうやってお母さんの待つ家まで持って帰るか。

お父さんのひらめきがなんとも斬新?

息子も最後のお芋ボートのシーンをうらやましそうにじーっと見入っていました。

絵本全体が秋色をしていて、お話の内容と一緒に、秋のホッコリ感を出しています。

 

子どもと手作り簡単スイートポテト風茶巾絞り

土のついた大きなサツマイモをたくさん持って帰ってきてくれたので、毎日お芋料理が続いています。

日曜日、息子と一緒にサツマイモで簡単なスイートポテト風の茶巾絞りを作ってみました。

材料

サツマイモ 大1本

砂糖 大さじ2程度

バター 大さじ2程度

牛乳 大さじ3程度

卵黄 1個

甘さや硬さは、サツマイモの大きさによって違ってくるので、味をみながら調整してください。 

作り方

  1. サツマイモは皮をむき、耐熱皿に入れて電子レンジで柔らかくなるまで4〜5分程度加熱する。
  2. 砂糖、バター、牛乳を入れて、サツマイモを潰しながら混ぜる。
  3. ボソボソした食感が嫌な方は、裏ごしして滑らかにする。
  4. 粗熱が取れたら、一口大にしてラップに包み茶巾絞りにする。
  5. アルミホイルの上にのせ、卵黄をといたものを上に塗る。
  6. トースターで表面に焼き色がつくまで焼いたら出来上がり。

茶巾絞りにしたお芋さんたちをなぜか息子はティッシュケースの上に並べてくれていました。

焼きあがって食べたら、なんとも自然な素朴な味わいでおいしかったです。

 

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途中、息子さんがティッシュケースの上に茶巾絞りのお芋を並べていました・・・。

 

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