この日がついにやってきました。
もうすぐ4歳になる息子は、1歳くらいから電車大好きな男児です。
たぶん、脳内95%電車や乗り物なのではないかと思う程の電車好き。
ピーク時には、寝言でも「E7系が*#$〜」とか「連結〜」とか言っていたくらい・・・。
そして、このブログでも度々紹介している絵本たち。
これまでに図書館で借りた絵本の何割を乗り物絵本が占めているかわかりません。
▼おすすめの電車絵本たちです。
もちろん、本物の乗り物も大好き。
おもちゃも電車のおもちゃが大半を占めています。
私もそんな息子のおかげで、プラレールを見たら興奮するし、トーマスのおもちゃも自分がほしいのを我慢するくらいになりました。
が、
4歳間近にして、いよいよ息子に変化の時がやってきてしまいました。
そう、男の子の定番、仮面ライダーやウルトラマンのヒーロー物の時代が。
本当に電車電車だった子どもが、いつどうやってヒーロー物へと転身していくのか。
今日は、その変化の兆しの動向を紹介したいと思います。
きっかけ1
1つ目のきっかけ。
それは、保育園で見たビデオや絵本。
日曜日の夕方にトーマスを見る以外、わが家はテレビを見ません。
でも、保育園ではお昼寝の前や土曜日にビデオを見る時間があるようです。
去年までのクラスでは、アンパンマンやノンタンだったようで家でも話してくれました。
アンパンマンのお話が怖くて、泣きながら保育園に行くのがイヤだと言っていた時代もありました。
今年に入って、大きいお兄ちゃんたちと一緒のフロアになったことで、ビデオにも変化が。
息子は、よくわからないままにお兄ちゃんたちの見よう見まねで変身ポーズをし始めました。
→この時点では、ヒーローものを「見たことがある」程度。
きっかけ2
お下がりの服をいただく機会が多く、家着や保育園の服はほとんど他の子の名前入り。
今回、いただきものの服を整理していたら、出てきたのが仮面ライダーのパジャマ。
自分では絶対に買わないデザイン。
いただきものはありがたいのでいつも家着で使用させてもらっています。
息子に「こんなの出てきたけど、寝るときに着てみる?」と聞くと、
「わ〜〜!!ウルトラマン。変身する!」と早速、服の上から着はじめました。
それ以来、2着ある赤と青の仮面ライダージャケットのようなパジャマを毎晩着て寝るようになりました。
キャラクター物の服が好みではない私は、複雑な心境で、毎晩お風呂上がりに変身する息子を見守ります。
→この時点では、まだウルトラセブンのことを「ウルトラセツブン(節分?)」と思っていたくらいの可愛げある感じ。
きっかけ3
ウルトラマンの絵本。
ウルトラマンが好きそうになってきた息子が喜ぶかなぁと思い、前々から気になっていた絵本を図書館で借りてみました。
『おとうさんは、ウルトラマン』
思った通り、息子は大喜び。
愛する子どものため、家族のために頑張っているウルトラマンのパパが主人公です。
絵本自体はとても心あたたまるほのぼのした内容で、お父さんの読み聞かせにおすすめの絵本です。
この絵本もウルトラマン大好きになる気持ちを助長させた様子。
これまでに家に買ってあった1年以上前の『めばえ』に掲載されている、ジューオージャーや仮面ライダーのページを思い出して読み返す日々が始まりました。
→この辺りで、ウルトラマンや仮面ライダーの名前を「これは?」と聞いてきて、種類の違いを認識しはじめました。
きっかけ4
親戚の集まりに出かけたときのこと。
電話口で息子が「ウルトラマン」と言っていたのを聞いたおばあちゃんが、息子がウルトラマンが好きなんだと親戚の人に話した様子。
それで、 誕生日前ということで、仮面ライダーのフィギュアをプレゼントしてくださいました。
初めてわが家にやってきたヒーロー物のおもちゃ。
怪獣たちには見向きもしていませんが、仮面ライダーオーブを握りしめ、その日以来、いつも一緒にいるようになりました。
→この辺りで、決定的にヒーロー物に興味が傾きはじめた感じです。
「お誕生日、神様に仮面ライダーおもちゃお願いしよう」と言い出す息子さん。
お誕生日プレゼントも、BRIOの電車やジェームスのおもちゃ、SLマンの絵本を選んでいた私たち親は真っ青。
「いや〜、もう神様プレゼント準備して運んできてると思うよ〜」ってごまかし作戦で乗り切りました。
子どもの好きを大事にしたい
そんな息子に夫は、
「ウルトラマンは奥深い話なんだ」と、何やら説明をはじめたり。
「ウルトラマンセブンじゃなくて、ウルトラセブン」と教えたり。
ウルトラマンの歴代の曲を流してみたり。
「こんな日が来るとは〜」とか言いつつ、息子に合わせてウルトラマンごっこに励んでいます。
この先どうなるかまだわかりません。
息子のヒーロー物熱がどのくらいまで進行するのか、どのくらい続くのか。
電車たちやトーマス熱が継続するのか、終息するのか。
子どもの興味や感心の移り変わりって面白いです。
あぁ、いろんなことを知って興味をもって、成長していくんだなぁっと思います。
親がいいなぁと思うものを与えて、それを楽しんでという世界から、少しずつ子ども自身がいいなぁと思うものを自分で見つけて、それを手にしていくんだろうなぁと思います。
それが、私たち親の興味や感心と違う世界であっても、子どもが好きと思うものを批判することなく、子どもの好きの世界を見守ってあげれるようになりたいなぁと思います。
今は、まだおもちゃ。
でも、大きくなるにつれ、きっといろんな趣味や進路選択へとつながっていくもの。
親も少しずつ「見守る」ということを練習していこうと思います。
けれども、まだ電車熱も健在です。
久しぶりに一人で黙々と電車遊びをしていた息子さん。
ソファを使って、操車場1。
ソファを横に使って、操車場2。
押入れにも、畳の縁にも並べられていた電車たち。
そんな電車たちを、なんだか懐かしいような思いで見守った日曜日でした。
何ヶ月後か、私もヒーロー物を見て、名前を全部覚えて興奮して語るように変化しているのでしょうか。
おまけ
昨日は、息子の誕生日でした。
自分で選んだケーキにロウソクを豪快に立てて。
BRIOの蒸気機関車も、ノンタンの絵本も喜んでくれました(ほっ)
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