フリース素材の高機能な壁紙
我が家は、只今デンマークハウスという工務店で新居を建設中です。
最近、少しずつ記事にしていますが、床素材や壁紙など選ぶものがたくさん。
今日も壁紙の話を。
当初の見積もりでは、何も考えずとりあえずよくある日本の大手メーカーのビニールクロスを使うことにしていました。
リリカラとか、サンゲツとかです。
それが・・・あれこれ調べているうちに、またまたこだわり屋の夫が見つけました。
ナガイというメーカーの不織布製の壁紙エコフリース。
塗り壁のような機能と美しさを実現した次世代の壁紙
日本では、古くから気候・風土に適した漆喰や、じゅらくなどの塗り壁が一般的でした。
しかし、現代では施工性、コスト、手軽さなどの理由からビニールクロス仕上げが大半です。
エコフリースは、一般的な壁紙とあまり変わらない施工性で、壁紙でありながら塗り壁のような美しい表情と、
優れた透湿性・耐久性を実現しました。塗り重ねることで貼りかえることなく長く使うことができる、「美しさ」「機能性」「エコロジー」を兼ね備えた次世代の壁紙です。
柔らかく光を包み込む美しい壁紙で、より上質な空間をお楽しみください。(ナガイ・エコフリースHPより)
何が違うかというと、素材はパルプなどから作られる不織布ということです。
ビニールクロスに比べると、透湿性や通気性も高くなっています。
もともと、工務店の方にもデンマークなど北欧の壁紙は、何度も塗り替えができるもので、家を大切にしながら壁も何度も塗り替えて使っていくと聞きました。
しかし、壁紙を北欧から輸入して使うとなるとコスト的に無理があります。
同じように、機能性を重視して漆喰などの塗り壁にしたいと思っても、こちらもコストがかかります。
健康的で機能的で、しかもコスト的にも実現可能な壁紙がないか。
そんな願いを叶えてくれたのがエコフリースです。
確かに、安価なビニールクロスに比べると、施工するときに技術がいることもあったり、メートル辺りの価格は少し割高にはなります。
けれど、塗り壁に比べると低コストです。
そして、エコフリースは10回の塗り直しが可能なのだそう。
年月が経って、壁紙が汚れたり、色に飽きたら新しい色に塗り直すことができます。
▼詳しくはこちらHP
3種類の素材感から選べます。
エコフリースは、3種類の素材感から選べます。
全くのフラットなものから、凹凸感もあるものまで。
写真だとわかりにくいかもしれませんが、左がフラット、中央と右はエンボスありの3種類の感じです。
我が家では、フラットのスノーホワイトをリビング・ダイニングに使います。
もとは、少し落ち着いた方がよいかもしれないと思い、エンボスありのものを使おうかと考えていたのですが、将来的にTVをなくしてプロジェクターでTVを見る計画があるため、リビングの壁紙にはフラットを選びました。
同じ色番でも、エンボスのありなしによって微妙な光の加減や影が違ってきます。
明るい感じがよければ、フラットを。
少し落ち着いた感じにしたければ、エンボスもあるものを。
そんな感じで使い分けもできそうです。
微妙な色使いがきれいなエコフリース
エコフリースには、いろんなカラーがあります。
どれも淡い感じの色合いで、使いやすいカラーが揃っています。
ちなみに、写真には写っていませんが、無塗装のものもあります。好きな色で塗るのもすごく楽しそうですね。
そして、本当に迷いに迷って、グルグル考えが巡り、デンマークハウスのシンプルさに立ち戻った結果、
我が家は、1階はスノーホワイト(下段・右端)のフラット。
2階のワークスペースは1階からの階段で続いてくるので同じ壁紙に。
2階の子供部屋と寝室は、少しうすいグレー味を帯びたミルキーホワイト(下段・右から2番目)にする予定です。
トイレはフレンチグレー(下段・左端)です。
▼タイルと壁紙の組み合わせ
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