目次
イヤイヤ期っていつ終わる?
1歳後半から2歳、3歳前半ごろに訪れるおそろしきイヤイヤ期。
うちの息子も、2歳後半から3歳になった頃の数ヶ月がピークでした。
朝起きたら、「朝いや、おひさま明るいのいやなの!!」と泣き叫ぶところからスタート。
朝ごはんイヤ、朝のお着替えイヤ、歯磨きイヤ、保育園へ行きたくない・・・
保育園から帰りたくない、夕ご飯イヤ、お風呂イヤ、ねんねイヤ・・・
もう毎日イヤイヤのネタにつきることはありません。
この期間は、私も夫もほとほと疲れ果てていました。
イライラしてこっちも起こることもあったり、理不尽なイヤイヤに思わず笑ってしまったり。
いつかは必ず終わりがあることを信じて・・・ひたすら日々に耐えました。
そんな息子も3歳前半から3歳半にはイヤイヤ期が終息しました。
イヤイヤ期の終わりの兆しを感じた息子の言葉
いつどうやってイヤイヤ期が終わったのか、はっきりとこの日なんてことは言えません。
けれど、明らかにあのピークのときのような怒り方をしなくなった、聞き分けがよくなったということを段々と感じるようになり、やがて気づいたら普通の状態になっていたという感じです。
そんな中、最近息子が遊びながらよく使うようになった言葉があります。
それは、
「まっ、いいか」
おもちゃで遊びながら何かうまく作れなかったとき、自分がしようと思っていたことを失敗したとき、そんなときに「もう、これでいっか」って自分で言うようになりました。
イヤイヤ期までの息子は、失敗したり、うまくいかなかったりしたら、もう癇癪を起こしたかのように怒っていました。
完璧主義というか、自分で何もかも思うようにできないとイヤ!という感じ。
「自我の芽生え」とか言われると、それ以上何も言えませんが、とにかく強烈な自己主張の時期でした。
それが、「まっ、いっか」と物事に妥協できるようになる。
「これでいっか」と自分のできなさを認めつつ、現状を楽しもうと気分を切り替えることができる。
なんてすごい成長なのかと関心しました。
3歳半の息子に、「もうこれでいっか」とか言われると、諦めの境地を知っているお坊さんのようで少々びっくりしますが。
ニューブロックの作品「ねこ」
こちらは、オタマジャクシではなくて、ネコです。
しっぽをつけて、目をつけて。なんだかシュールだけど。
「ま、いっか」の境地で息子が作ったニューブロックのネコさんです。
次の日、この猫の足に車のタイヤがつけられ、他の電車と一緒に走っていました…。
遊びの中で、保育園の子どもたちとのやり取りの中で、家庭での生活の中で、段々と
自分にできること、まだできないこと、やってもいいこと、してはいけないこと
が、どこまでなのかというのを体験しながら覚えていくのでしょうね。
一度ピークまで自分を表現して、そこでぶつかって学んでいく。
イヤイヤ期は体当たりで世界の中で自分を確認していく大事な時期なんだと思います。
うちの息子の言動の中で、気づいた小さな自己受容、他者を世界を受け入れていくことば。
みなさんの子どもさんも、きっと日々変化されているのだと思います。
親もつらいイヤイヤ期、必ず終わりがくると信じて・・・。
広告